*【動画】『橋のない川』から学ぶ意識進化

この記事では、基学チャンネルに収録した「本から学ぶ意識進化」の内容をお届けします。

『橋のない川』について


YouTube基学チャンネルで、新しい趣向の収録を行いました。

本から学ぶ意識進化。
今後、本だけではなく、様々なものから意識進化が学べる題材があればお届けしたいと思っています。

今回取り上げた『橋のない川』。
ご存じの方も多いと思います。

住井すゑさんの作品で、明治時代の奈良県(大和地方)を舞台に、部落差別の中で懸命に生きる人たちの人間讃歌のような珠玉の作品。

テンポがよく表現豊かな大和言葉、人々のくらしを細部に描き、本題である部落差別の理不尽さ、私たち人間の陰湿さとともにそれに立ち向かう輝ける部分も描いていきます。

最後にご案内するYouTube動画では、印象に残ったシーンの一部をお話していますので、興味のある方はぜひご覧ください。

意識進化との共通点

この本は、ナビゲータの私かまたが学生時代に何度も何度も繰り返し読んだ本でした。

そこから学べる本質は意識進化ともつながると感じています。

まず、意識進化とはもちろん、未来に向かって私たちの意識を進化させ、社会はもちろん私たち人間の可能性を開くこと。
大前提として、未来に進むための前向きな作業であり、自分だけでなく周囲の人とも一緒に幸せになっていくための作業です。

しかし、その作業は可能性に満ち溢れているけれど、明るく楽しい面ばかりかというと違います。
意識進化は、そのために何か、活動に取り組んだり、そんな本を読んだり、ネットで情報を仕入れたりすることではありません。

ひたすら、自分の内面を見ていく…。
私たちは、大きな可能性とともに、創造力、困難に打ち克つ力、真実の愛からの行動など光の部分もありますが、自分が優位に立ちたい、間違った情報に誘導(洗脳)された場合には、同じ人の尊厳をも踏み躙ってしまう陰湿な側面も併せもっています。汚れた側面も自分、可能性に溢れる側面も自分です。どちらも自分として、ひたすら光も闇も全体を見ていく…。

『橋のない川』では、部落差別という形で、私たち人間の理不尽さがこれでもかというくらい出てきます。
そこをしっかりと見ながらも、真の解放を目指して、その理不尽さを超えて信念と行動を貫いていく、人間の尊厳を取り戻す過程が描かれています。

よく道路のアスファルトの隙間から芽が出て花が咲いていることがありますよね。
植物のどこに、頑丈なアスファルトを押し退けて芽を出す力があるのか?と感心してしまいますが、意識進化とは植物と同じ力では無力な私たちが、どうしても突き抜けたいとアスファルトをいつの間にか突き破ってしまう…そんな感じです。

『橋のない川』でも、ずっと続いてきた部落差別に耐えながらも、最終的には「人間の世に熱あれ、人間に光あれ」という言葉で締め括られた「水平社宣言」(真の部落差別解放を宣言したもの)にたどり着きます。

私たちが目指す意識進化も、場合によっては、まだ続いている理不尽な社会の中にいながらも、まるでアスファルトの下から植物が芽を出すように、私たち人間の陰湿さ、汚れた部分も自分の中に認めながらも、どこかで知っている真の光をもとめて、無力さを超えて、この世界の限界を打ち破り可能性を開いていく…そんな作業だと思うんですね。

動画では、この文章よりもわかりやすいお話になっているかと思いますので、よろしければぜひご覧ください!

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