* 【動画】ワクワク脳の落とし穴

一般的にはワクワクというのはよいことだとされています。

確かに、イヤイヤ何かをしたりさせられたりするのは、周波数が下がります。それに比べたら好きなことをワクワクしながらするのは、周波数が上がるでしょう。

しかし、意識進化や意識のシフトと照らし合わせると、このワクワクというのは必ずしもすべてがよいものとは言えません。
今日は、その部分についてお話していきます。

脳の誤作動について

私たちは、例えば体に悪い食べ物も美味しいと感じることがあります。
人工的な味付けになれてしまって、素材本来の味より美味だと思う…これも脳の誤作動の一つです。

香水や芳香剤など香りでも、同じようなことがあるでしょう。
娯楽や破壊的な映像やゲームにも、その刺激にワクワクする場合があるように、意識進化とは言えないものにもワクワクしてしまう脳の誤作動を抱えています。

社会生活の中でも、競い合って勝者となることに喜びを感じる…これはスポーツだけでなく経済競争や様々な社会の仕組みの中で見られることです。いかに椅子取りゲームで勝者となるに喜びを感じ、敗者でないことに安堵感を覚えます。

人より有利な立場でいたい、優越感を感じたいなど、見えないレベルでエネルギーを奪う、人を依存させる、場合によっては人を支配することにも、ワクワクしてしまう(高揚を覚える)性質を私たちは持っています。これも脳の誤作動です。

ズレたワクワクは、ズレた体験を受け取ることになる

私たちは、ワクワクする時には、脳にドーパミンという快楽物質が分泌されるといいます。

これは幸福ホルモンとも呼ばれるようで、ワクワクすることを行うと達成感や至福感も得られ、肌ツヤもよくなる…だからワクワクすることを見つけて取り組みましょうとも言われます。

それは一面の真実だと思いますが、上記に挙げたように、私たちは、意識進化に結びつかない、むしろ意識を退化させてしまうことにもワクワクしてしまう(ドーパミンを分泌し、快感を感じる)という脳の誤作動を抱えているのも真実です。

つまり、ワクワクにも、意識進化の方向からはズレたワクワクがあるということになります。
そのズレたワクワクの方向で進んでしまうと、意識進化の方向を間違えてしまうことになり、別のズレた現実を体験し受け取ることになってしまうのです。

別の例では、オキシトシンという愛情ホルモンのお話も印象的です。
オキシトシンの分泌は、家族や大切な人を守りたい…という欲求を支える効果がありますが、その分泌が強すぎると大切な人を守るために、そのほかの人を排除することも厭わない(平気、冷酷になれる)となってしまいます。

このように私たちのワクワクやホルモンの分泌は、よほど私たち自身が意志をもってその中身を見ていかないと、全く望むものと違う現実を引き出してしまうことにもなりかねません。

ワクワクの中身をよく点検する、無自覚に使わない

このように「ワクワクすることはいい事だ」という一見、よく言われることも、本当にそうなのか?と慎重に吟味する必要性があることをお分かりいただけたでしょうか?

もちろん、ワクワクすることを見つける、その中身をよく点検したうえで、意識進化につながるワクワクを人生に反映させるのは大賛成です。しかし、無自覚にワクワク=意識進化(意識の広がり)とは言えないことを理解することがとても重要だと感じます。

そして、どんなことにワクワクするかによって、意識進化の方向性が人により分かれます。
意識のシフトの時代に、あなたはどんなことにワクワクしているでしょうか?

その中身をしっかりと点検していきましょう!




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