* 2030年以降はどんな世界?<中編>

【目次】

 <前編>

  • この10〜20年で起こる急激な変化
  • 「自我の時代」から「コアの時代」への移行
  • この世界の今後は?

 <中編>

  • 新しい世界に移行する人たち

    1. 活かし合う ー 権力なき社会
    2. くらす ー 叡智の森
    3. 学ぶ ー 意識科学の発達
    4. 表現する ー 文化・芸術・科学哲学が主
    5. 循環する ー ゼロポイント・テクノロジーの発達

 <後編>

  • お金やお役所の手続きも変化する
  • 意識の密度を高めることが課題

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 <前編>からの続き

◾️ 新しい世界に移行する人たち

そんな中、本能的に危機を察知し、「コアの世界」のあり方に
移行する人たちが、意識の目醒めとともに徐々に増えつつあります。

エネルギーレベルでは、「コアの世界」へと押し上げる力が年々強まっています。

しかし、「自我の世界」と「コアの世界」の境界には、
下記の図ようなぶ厚い「自我の層・意識進化の壁」と言ったものが存在しています。

「コアの世界」に移行する人は、不要な自我を手放し、本来の意識進化を目指します。

2030年以降、「コアの時代」の人たちが自由意志で創造していく世界は
下記のようなものがイメージされます。

1. 活かし合う − 権力・支配なき社会

私たちのあり方が根本から見直されます。

例えば、今までは当たり前の「犯罪を取り締まり、刑罰を科す」ことも、
コアの世界では違和感が大きくなります。

警察組織が年々大きくなるのが現在の世界ですが、
コアの世界はそれが極限まで必要なくなる社会を目指します。

つまり、犯罪を取り締まるのではなく、そもそも犯罪が起こらないあり方を目指すのです。

一部の人が権力で支配するという政治体制も見直されます。

秩序を保つためのルールが、宇宙と自然の本質に適ったものだけに置き換えられます。
当然、軍事技術の進歩のための科学の発展というあり方も見直されます。

私たちと世界を本当に幸せにする真の科学のみが追求されるようになります。

2. くらす ー 叡智の森

 

人々は今のような大都市から離れて、次第に山間部などで
小さなコミュニティーを創り生活する人が多くなるでしょう。

そのコミュニティーは、一つひとつテーマをもつと思われます。
人々はコミュニティーを自由に移りながら生活することもできます。

音楽をテーマにしたコミュニティーをはじめ、
あらゆる正常な文化・芸術をテーマにしたコミュニティーが数多く誕生します
(ただし、現在の文化芸術のうち調和的なものはごくわずかです。
 文化芸術の中身も大きく見直されていきます)。

コアの世界では、文化・芸術の位置づけが飛躍的に高まります。
調和的な周波数の文化・芸術こそが、私たちの意識を本当の意味で深化させ
意識進化のバロメーターになるからです。

そのコミュニティーでは基本的な生活は保証されるため、
一人ひとりが自分の意識進化につながるテーマに時間を使うことができます。

3. 学ぶ ー 意識科学の発達の今後は?

教育のあり方も抜本的に変わります。

コアの時代には、「意識が現実を創造する」ことが当たり前の前提となります。
さらに、意識進化を深く追求する「意識科学」がさかんになるでしょう。

人々は、生活することと学ぶことが一体となっていきます。
専門的に学びたい人は、それをテーマとしたコミュニティーで生活しながら教わります。

何事も興味を持ったことを体験を通して学びながら、
自分にピッタリ合ったことを見つけ、今の時代でいう職業にしていきます。

その人たちが学んだことをコミュニティーや社会に還していく調和的な循環が起こるようになります。

教師と生徒が、生活と隔絶された空間で学ぶという学校のあり方が変わり、
生活の中で、興味のあることを学ぶ生涯学習が当たり前の時代となります。

4. 表現する ー 文化・芸術・科学哲学が主

私たちのコミュニケーションの意味が根本的に変わります。

生活のため、稼ぐため、関係性を保つためではなく、
自分のあり方や意識を文化、芸術、科学や哲学を通じて表現していくことが
主なコミュニケーションや交流の中身となります。

私たちはそれを通して、お互いを知り、本当の信頼関係を育みます。
一人として同じ意識や周波数はなく、誰もが貴重でかけがえのない存在として尊重されていきます。

5. 循環するーゼロポイント・テクノロジーの発達

上記をお読みになって、経済活動など現実的な問題はどうなるのか?と思われた方も多いでしょう。

コアの世界は、決して原始時代に戻るわけではありません。
ただし、テクノロジーの目的と使用方法が根本的に見直されます。

自我の世界では、支配と搾取のための科学とテクノロジーが追求されてきました。
技術の多くは軍事技術に転用され、インターネット・テクノロジーは
今後、高度な監視社会の実現へと転用されていくでしょう。

コアの世界は、支配と搾取とは無縁の世界です。

誰もが、人に与えたものがやがて自分に返ってくるという宇宙の根本法則を理解しています。
それを大前提に制度や仕組みをふさわしいものに創り変えていきます。

自我の世界のように、一部の人だけが富を独占するということも起こりません。
テクノロジーは、この瞬間に、この世界の全員が満たされた状態を達成するために使用されます。

例えば、

今でもマッチングアプリなどがありますよね。

  • 「欲しい人」と「創る人」
  • 「必要な人」と「差し出せる人」
  • 「あるところ」と「不足しているところ」


を高度なテクノロジーによって瞬時に繋いでいく…
そんな連鎖がコミュニティ内だけでなく世界のあらゆる場面に応用されていきます。

エネルギー問題も今まで隠されていたフリーエネルギーの存在が明らかになります。

わざわざ地球を掘り起こし環境破壊をしてエネルギーを取り出す必要がなく料金もかかりません。

食糧問題も、利益のための経済活動との考え方から脱することができれば、
世界には十分な生産・供給能力があります。テクノロジーが過不足なく需要と供給を整えながら、
スーパーマーケットのようなところでは、ただで食品が手に入るということも起こるでしょう。

誰かが、儲けようとか得をしようということがなく、誰もが誰かのため、
または全体のシステムに役に立つことを喜ぶ気持ちで働き、つながっていきます。

<後編>に続きます

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